「臨床心理士」という資格を知っていますか?
臨床心理士でピンと来なくても「カウンセラー」ならどうでしょう?
このサイトでは人の心と向き合う臨床心理士についてご紹介していきますので、一緒に理解を深めていきましょう。
現代社会において、大人から子供まで職場・仕事・学校・人間関係と常にストレスを受ける環境で暮らしています。
更にはうつ病、ネグレクトなどの虐待、いじめ等の精神的・心因的原因が起因して起こる心の問題が増加しています。
心の問題や、それから生じる事件などから個人や社会を守るために需要が高まっているのが臨床心理士です。
臨床心理士は、「サイコセラピスト」や「心理カウンセラー」などの呼称で呼ばれています。
精神科医が体のケアや薬の処方など医療行為を行う専門家と考えると、臨床心理士は精神科医が行う時間の持てない心理的なケアやサポートを行う心のエキスパートです。
心に問題を抱えている人に対し、外科的治療や薬物治療などではなく、対話によるコミュニケーションを取ることによって、心理的内面から治療・アプローチしていくことができます。
臨床心理士ら心理カウンセラーが行うカウンセリングには4点あり、カウンセリング内容や目的は来談者(クライアント)の現在の状況に合わせて行われます。
健康であり、自己判断力を持ち合わせている人へは、自己で自覚している問題を解決するカウンセリングが行われます。
健康であり、自己の目標やそれを実現しようとする心根の強い人には、自己目標の達成や社会生活の更なる充実を図るためのカウンセリングが行われます。
精神疾患を患っている人や精神的な問題を持つ人は、精神症状の軽減を図る目的のカウンセリングが行われます。
一般的に健康な人でも心のバランス管理や、ストレスなどの問題を解決する機能を高める目的のあるカウンセリングなどが行われています。
これら4点のカウンセリングは、クライアントの心と精神の発達を促し、日常行動の変化などを招きます。
クライアントにこのような心境の変化をもたらすには、臨床心理士たち心理カウンセラーが自己の考えを強いるのではなく、カウンセラーの考えを通してクライアントが自分から変わることのできるようにサポートしていきます。
臨床心理士はニーズが高まっているにもかかわらず、国家資格ではなく民間資格です。
臨床心理士取得までには指定大学院にて必要課程を履修する必要があり、心理臨床経験が必要になるなど受験資格を取得するだけでも厳しく、臨床心理士の資格合格率は通年約6〜7割程度なのです。
しかし数年前には臨床心理士の民間資格を国家資格にという働きがあったのですが、その法案も何処へやら消えてしまいました。この国家資格化の法案は立法化の寸前まで成立していたようなのです。
国家資格化の法案が通らなかった裏には、他の医療機関側の強い反対により抑圧されてしまったためとも言われています。